半自動溶接はアーク溶接のなかのひとつ
溶接技術のなかには機械化されていて人が介入しない自動溶接という技術もあれば、機械を使って人が操作をする半自動溶接、人が溶接棒などを全て動かして行う手溶接といった作業の方法があります。
今回は、半自動溶接について簡単にお話をしたいと思います。
半自動溶接はアーク溶接のなかの一つで、トーチと呼ばれる加熱器具を用いて溶接する金属を熱で溶かして資材の接合を行います。このとき、溶接材料(溶加材)となるワイヤーは自動で供給されるため、作業を行う人は片手または両手を使ってトーチを持ちながら溶接作業を行うことができるため作業がしやすく、溶接する作業効率のアップや作業速度も速くなる特徴があります。
この半自動溶接には大きく2つの種類があり、ガスを使うガスシールド溶接とガスを使わないノンガス溶接がありますが、シールドガスの種類によってCO2ガス半自動溶接(炭酸ガスを使用)、MAG半自動溶接(二酸化炭素とアルゴンの混合ガスなどを使用)、MIG半自動溶接(アルゴン/ヘリウムを使用) などに分けることができます。
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2025.09.20